ご飯を前に、
顔をそむける愛犬へ
昨日まで喜んで食べていたのに、今日は見向きもしない。「ご飯をあげれば犬は喜んで食べるもの」というイメージが強いぶん、食べない姿を前にすると、飼い主さんは「どうして?」と考え込んでしまいます。
僕がこれまでに相談を受けた500人以上の飼い主さんの中でも、いちばん多い悩みは「ご飯を食べない」でした。僕の愛犬も、今でも急に食べなくなる日があります。
今回は、その「食べない」とどう付き合ってきたかを書いてみます。相談すれば一度で解決する、という話ではありません。むしろ、一度で解決しないほうが自然なのだという話です。
Contents
01解決したはずなのに、また食べなくなる
食べない悩みは、フードの与え方を工夫するだけで解決することが少なくありません。ところが、しばらく順調だったのに、何かの拍子にまた食べなくなることがよくあります。
そうなると、飼い主さんは「やっぱりダメだった」と肩を落とします。けれど、その工夫が効かなくなったのではなく、その日の愛犬の状態が昨日とは違っていただけかもしれません。
僕自身がそうでした。どんな工夫をしても、急に食べない日は来る。そのたびに「どうしてだろう」と悩みました。
02「食べない」ではなく「食欲がない」だとしたら
試行錯誤を重ねて、たどり着いた見方があります。
食べない →
食欲がないのではないか?
食べないという言葉には、どこか「わがまま」や「好き嫌い」のニュアンスがつきまといます。でも「食欲がない」と言い換えると、見えるものが変わります。人間にも、理由はわからなくても食欲が湧かない日があります。犬にも同じことが起きていると考えるほうが、対処の幅は広がります。
03食欲がない日、自分ならどうしてほしいか
では、自分が食欲のない日に何を求めるか。僕は考えてみました。
うどんやおかゆのような、消化のよいものを欲します。そもそも、胃腸を休ませたいと思います。そして、できれば好きなものなら食べられそうな気がします。
POINT
必要なのは消化性と食べたい欲の2つ
そこから、次の3つの工夫に整理できました。
工夫 1
消化に配慮したご飯選びと与え方
工夫 2
胃腸のケアと、消化や代謝を支える栄養を取り入れること
工夫 3
犬の「食べたい」を刺激すること
犬の場合、その入り口はまず香り、次に食感、そして味だと僕は考えています。
これらを試し続けるうちに、食べない日は減りました。それ以上に変わったのは、急に食べなくなっても悩み込まず、「どれを試そうか」と考えられるようになったことです。
04「このフードもダメだった」で消えていく選択肢
飼い主さんから最もよく聞く言葉が「このフードもダメでした」です。「おすすめのフードは何ですか? ○○はダメでした」と、相談の入り口でもよく耳にします。
ダメだったのは、本当にフードなのでしょうか。
僕は、ここに少しだけ違和感があります。その日の胃腸の調子はどうだったか。季節や年齢でも、体調は変わります。食欲を刺激する与え方はできていたか。そこを試さないまま、「ダメだった」と結論が出てしまっていることが多いのです。
せっかく愛犬のために悩んで選んだご飯が、今後の選択肢から外れてしまう。それが僕は、もったいないと思っています。
05遠回りに見える道が、いちばんの近道
フードを次々に替えるのは、近道に見えて、実は選択肢をどんどん狭めていく道です。
与え方の工夫という「武器」を増やすこと。そして今からでも、胃腸のケアや消化、吸収、代謝に配慮した生活を始めること。一見すると遠回りですが、結局はこれがいちばんの近道だと、自分の経験から感じています。
一度の「ダメだった」は、結論ではなく途中経過です。
以前うまくいかなかった方法が、時期を変えると手応えに変わることもあります。
06試せることは、まだあります
当店のフードは、食べてもらえることを前提に、飼い主さんのいろいろな考え方に応えられるよう幅を持たせています。そのうえで、安全性とメーカーのこだわりを感じられるものだけを選んでいます。サプリメントは、実際に自分の愛犬で試して、手応えを感じたものだけをご紹介しています。
相談では、500人以上の飼い主さんと向き合ってきた経験と、僕自身を含め、さまざまな人が試してきた工夫をお伝えします。胃腸のケア、つまり食欲が湧く体づくりについても詳しくお答えします。そして、すぐに試せる方法を一緒に考えます。
チャットで相談する相談無料
次の内容を添えて、当オンラインストアのチャットからご相談ください。
・犬種
・年齢
・これまで与えてきたご飯やサプリメント
・今のお悩み
やみくもに悩むより、まだ試せることがある。
それを一緒に探させてください。
【ご注意】食べない状態が続く場合や、ぐったりしている、嘔吐や下痢があるといった場合は、まず動物病院を受診してください。